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[MINXオフィシャル]将来、その子が担当するお客様の顔を思い浮かべて教えています

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[MINXオフィシャル]将来、その子が担当するお客様の顔を思い浮かべて教えています

この記事を読むのに必要な時間は約6分です。

MINXのカットは、基礎理論と原理原則がわかりやすくまとめられていて、ひと言で言うと「人に教えやすい」カリキュラムになっていると思います。

自分自身の力になるのはもちろん、教わった人がサロンに対して貢献できる、教育者としての実力もつきます。

僕らの思いとしては、たとえ将来この子がMINXから離れたとしても、美容師として食べていけるようにしてあげたい。

一緒に働いた以上はファミリーですので、その子の将来を願いつつ今、教えるという気持ちです。

だから目の前のお客様だけではなく、この子が将来担当するお客様の顔まで思い浮かべて教育していく。

そんな想いを大切にしています。

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具体的なカリキュラムとしては4つの段階があり、Aは普遍的なベーシック、Bは汎用性の高いサロンベーシック、Cはお客様のご要望を最短距離で仕上げるためのデザインプランニング。

仕上がりに直結できるような発想ができるようになるためのレッスンです。

最後のDはモデル実践で、素材対応と似合わせを学びます。

段階的にカテゴリー分けされていることによって、ヘアスタイルを作るプロセスが明確になります。

またフォルムをしっかり作ることを最初に学びますので、 質感でなんとなく雰囲気を作ってしまうことはありません。

お客様のなりたいイメージを 共有し、再現性の高いスタイルを提案できるようになります。


右脳派の子には体感させながらレクチャー


私達が教育していく上で難しいと感じているのは、人によって得意分野が違うことです。

MINXのベーシックは左脳的といいますか、理論が強い。

それに対してイメージ脳=右脳派の人は、最初、飲み込むのにちょっと戸惑うみたいです。

そこをうまく言語変換して伝えていくのが難しいなと感じています。

例えば、床に対して105度持ち上げ てカットすると、下ろした時に約3.5mm~4cmの段差がつきます、とか...

この説明を難しいと感じている子には、まっすぐ切ったら重たいよね、どのくらい軽くしたい? これくらい?じゃあ持ち上げて切ってごらん、と。切ってみて、まだ重たいかな?もうちょっと 角度を上げてみようか?という感じで、体感させながら教えていきます。


成功体験があれば、レッスンが楽しくなる!


実際に切りながら覚えていくこととは別に、カットの座学もあります。

ダイアグラム(ットの立面図)を描くことを入社2年目から始めます。

最初に切り方を頭の中で明確にし、頭の中で一回試し切りするのがダイアグラム。

ダイアグラムを作図してその通りに切ってみたらうまくできた、というのは成功体験にな ります。

一方、ダイアグラムを書かずにいきなり切って失敗すると、ネガティブな気持ちになってしまいます。

成功してポジティブになるほうが、レッスンが楽しくなるんです。

ダイアグラムは実際に髪の毛を引き出して切る位置でプロセス通りに3Dに描いていくので、カットしていく上でこういう風な引き 出し方をすればいいんだと明確にわかります。

それを理解した上で切り始めないと、ただ手順を追うだけに。

ダイアグラムはカットを学ぶ上でとても重要です。


お客様の心にフィットさせるカットが肝

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「似合わせるのが苦手」という美容師さんもいると思います。僕は、似合う、似合わないというのには、人から見て似合うねと言われ=外面の似合うと、自分がなりたい自分になれた=内面の似合う、この2つがあると思っています。

100人いれば100りの似合うがあると思うんです。

たとえば、丸顔の方の場合、仕事をしていて自立した女性を目指しているのならクールなデザインがお勧めですし、新しい恋を見つけようとしているのなら、丸顔を生かして可愛らしい印象にしたほう がいいですよね。どういう方向性に持っていくかは、お客様が思い描いている女性像によると思うんです。一般的に丸顔だから顔周りを隠しましょう、としてしまうと、その人の本当の理想にたどり着けない可能性があります。

大切なのは、お客様の心にフィットさせること。似合わせが苦手だと感じている美容師さんは、どこに似合わせるかの焦点が合っていないかもしれませんね。

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「OCL」でデビュー後でも勉強できます


MINXではデビューしたあとも教育を続けていきます。

若手で売上げが100万円くらいになると、どうしても1回は壁にぶち当たります。

どんなにSNSをがんばっても、フリーのお客様に入客させていただいても、なかなかリピートにつながらない。

それを解消するには基礎的なカット技術の見直しが必要だったんです。
僕は、普段はカテゴリーD担当兼カテゴリーディレクターですが、その子たちを集めてもう一回、カテゴリーABを教え直します。そこが改善されたら、社長の岡村がCを見直します。
これをMINXではOCL(Okamura Cut Lesson)と呼んでいます。

今、店長を任されているスタッフたちも、若手の時にOCLに参加する ことでヘアデザインがより深く理解できたと言っていました。

こういったデビュー後のレッスンによって、MINXは誰が担当してもハイレベルの技術を持っている、と言うことができると思います。


若い子の「これ、いいね」が僕に刺激を与えてくれます

カットの教育カリキュラムがしっかりしているのがMINXの強みですが、若い子たちが「これ、 いいね」と思う感性を大事にしたいと思っています。

コンテストで優秀な成績を収めるような若手の子が作るデザインはすごく新鮮ですし、僕は逆にその子からいいエッセンスをもらって、それを自分の新たなデザインとして取り入れていくこともあります。

トップダウンだけではダメで、そういうボトムアップも大切だと思います。

MINXには、双方からのいいループができていて、お互いに切磋琢磨しながらカットを極めていく環境があると感じています。


「あ、そっか」。この繰り返しが美容師を育てます


カテゴリーABCDは、ひとまずお客様に入れ るレベルになるところまでという解釈で、合格するまでにだいたい3年から3年半くらいかかります。

お客様の人生を左右するようなプロデュースを任せていただくわけですから、そのためのディレクションやコンサルティングができるくらいの能力を身に着けていくには、最低限3年は必要だとMINXでは考えています。


僕がカットを教える上でもっとも大切にしていることは、カットをして楽しいと思うことです。


彼らが「あ、そっか」「なるほど」と思う時間を大事にしたいんです。学生時代と違い、プロの仕事は確実にこうなるんだという明確な理論とビジョンがなければ、お客様には信頼してもらえません。
練習の時に経験した「あ、そっか」の繰り返しによって自分
の中の引き出しを増やすことで、お客様に提案できる幅も広がります。 「あ、そっか」「なるほど」という気持ちは多分、人間の根源的な欲求に近いのではないでしょうか。

知らないことを知って喜ぶ、向上欲とか知識欲とか。 そういうことを満たしてあげるような勉強会ができたらいいなと思っています。

わかりやすいようにたとえ話で説明したりもします。
たとえ話で説明すると2つの事象で頭の中に入ってくるので、理論と感覚、どちらの脳にも作用します。

でも、最終的に技術は体得するもの。わかるとできるは違います。だから地道です。

「なるほど」と思ってもそれを体得できるように、あとは練習あるのみです。

モチベーションが下がらずに自主練ができるような勉強会をしてあげたいと思っています。

土屋サトル

土屋サトル

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サロンワークを中心に、撮影や講師の育成を担当しております。
対外的なセミナーなどではカット技術の教育を担当させて頂くことが多いです。
「どんな質問がきても100%答えられなければ講師失格」…そんな心構えで講師をしているため、皆様のお悩み・ご要望にもすべてお応えさせて頂きます。
特に、乾かすだけでまとまりやすい工夫が得意です。ぜひご相談ください。
美容師の仕事で国を活気づけられると本気で考えています。
様々な経験から得た知識や技術で、ひとりでも多くの女性を美しく輝かせたいです。

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