縮毛矯正日本人の約7割はくせ毛って知ってた！？縮毛矯正で出来るおすすめの髪型を徹底解明！|コラム｜超本格派サロン、MINXが提供する美容のビューティーメディア | 表参道 銀座 原宿の美容院MINX

こんにちは！MINX harajuku店代表の大竹祐紀です。

突然ですが、日本人の約7割はくせ毛って皆さんはご存知でしょうか？

今やアジアの各国に負けないくらいの高温多湿の日本。
梅雨時期の湿気、夏の猛暑による汗、冬場の乾燥による広がり、パサつき。
誰もが1度は悩んだことのあるくせ毛。

そして、多くの方が1度は経験のある縮毛矯正。
また、その中の多くの方が縮毛矯正に失敗した経験をお持ちではないでしょうか？

真っ直ぐにになり過ぎ、パキッとし過ぎ、ハネてしまう、ダメージしてチリチリに、コテで巻けない、などなど縮毛矯正に関してのお悩みは尽きることがありません。そんなことでは満足いく髪型になるどころか、より一層手入れが大変になってしまいます。

では、どのようにしたら縮毛矯正がキレイにかつ手入れが楽に、また縮毛矯正でできる髪型には制限があるのか、どんな髪型が向いているのでしょうか？

まず知っておきたい縮毛矯正の今と昔

縮毛矯正といえば、やはり

「まっすぐすぎ」「ピンピン」などといったマイナスイメージを強く持っている方が多いのではないでしょうか。

以前は、縮毛矯正は髪質に関係なく、強い薬剤を使用して、アイロンで髪を潰してまっすぐに見せていたと言っても過言ではないでしょう。その日の仕上がりは良くても、日に日にダメージは進行するばかり。

そんな髪にカラーはできるわけもなく、スタイリングも愚か、髪型なんて選べるはずもなく。
でも、やはりくせ毛が気になるから縮毛矯正をかけるしかない。

そんな繰り返しが今現在でも縮毛矯正のイメージがあまり良くないことに繋がっているのではないでしょうか。

が、しかし、今はどうでしょう？
街を歩けばキレイな髪型をしてる方がたくさん。なんであの人はあんなに髪がキレイなんだろう？そう思った方も少なくないはず。

そうなんです。髪をキレイに魅せる技術、薬剤が劇的な進歩をしているからです。
その最も最先端を行くのが縮毛矯正です。

今現在では、縮毛矯正でできる髪型は無限にあります。

・自然なストレートヘア

・コテでも巻ける

・かける前よりキレイになる

・髪質改善ができる

などなど良いことづくしな縮毛矯正。

くせ毛で髪型に悩んでる方はかけない理由はありません。

こんなに良いことづくしな縮毛矯正なら早速かけてみたい！
と思ったかもしれませんが、キレイに縮毛矯正をかけるために大切なことがあります。

縮毛矯正をかけるために大切なこと

１．毛髪診断

毛髪診断とは髪の毛の健康診断のこと。初めて担当してもらう美容師さんには必ず細かく診てもらいましょう。これを疎かにしてしまうと縮毛矯正の失敗に繋がってしまいます。なので、これをしっかり診断してくれる美容師さんにお願いしましょう。

どんなくせなのか？

くせ毛にもいろいろ種類があります。それによって使用する薬剤も変わってくるため、また、場合によってはできる髪型も限られてくることもあります。そして、施術履歴、施術履歴とは今まで、自分が通っていた美容室でどのような施術を行ってきたか？ということです。縮毛矯正をかけたことがあるのか？黒染め、ブリーチはしたことがあるか？過去1年くらいまで遡ってお伺いすることがあります。ロングの方であればもっと前まで遡ることもあります。そして、それによるダメージレベルの診断。今現在でどのくらいのダメージがあるかをしっかり見極めないと縮毛矯正をかけてまたさらに傷んでしまうということになりかねません。

当然、薬剤を使用するわけですから以上のことはしっかりと行わないといけません。

２．カット

縮毛矯正で自分の理想の髪型を叶えるためにはやはりカットが欠かせません。自然な仕上がりを目指すのであれば、必ず縮毛矯正をかける前にカットすることが大切です。（ベリーショート以外）特にボブやショートスタイルは毛先のおさまり、柔らかさ、自然な丸みを作るためにカット技術が非常に重要となってきます。

３．縮毛矯正かけながらの栄養補給

これが意外とされていなくて、ダメージしてしまっている方をよく見かけます。簡単に言うと、縮毛矯正をかけながらトリートメントをして髪の内部に栄養補給をし、極力ダメージを軽減するといったやり方です。縮毛矯正をかけた後にするサロンのシステムトリートメントと一体どう違うのか⁇という疑問をお持ちの方も当然いらっしゃるかと思います。また、縮毛矯正をかけた後にするサロンのシステムトリートメントの方が効果が高いのでは⁇と思っている方もいらっしゃると思います。基本的にはサロンのシステムトリートメントとはメイクでいうファンデーションみたいなもの。もちろん修復効果もありますが、基本的には髪をキレイに見せるためのもの。一方で、縮毛矯正をかけながらの栄養補給とは、髪の毛の根元のまだ生えてきて間もない健康な部分と毛先の負担のかかりやすい部分をできるだけ同じ状態にして、必要な栄養素を吸収させてから薬剤の塗布を行います。そうすることで、薬剤によるダメージの軽減はもちろん、ベースをある程度整えた状態で、薬剤を浸透させるため、ムラなくキレイに縮毛矯正がかけられるということです。ダメージをしてしまった髪の毛に対して、後でトリートメントをしても正直もとには戻りません。なので、この縮毛矯正をかける前の栄養補給はとても重要な施術の１つです。

縮毛矯正が必要なくせ毛とは？

髪型を決める際に誰もが思うこと、考えること、、、

この髪型は自分に似合うだろうか？自分の髪質で出来るだろうか？やり難くはならないだろうか？自分でも手入れが出来るだろうか？そんな数々の心配がよぎるはず。特にロングからショートにバッサリなんて時に1番起こる問題が、くせです。ロングの時は気にならなかったのに、短くショートにしたら一気にボリュームが出て、くせも気になるなんてことがよくあります。冒頭にも申し上げた通り、日本人の役7割がくせ毛なので、だいたいの人はくせ毛だと言っても過言ではありません。なので、髪型によっては縮毛矯正をかけてボリュームを抑えたり、くせを緩和したりする必要があります。

ただし、驚くことなかれ、全てのバッサリ切りたい方が縮毛矯正をかけなければいけないのか？ちょっとイメチェンしたいけど、そんなに大変になるなら今までと同じでいいかな、自分はこのくせ毛と一生付き合わないといけない、もうずっと結んでしまうからいいやと思っている方、全部にかける必要は全くありません！

その髪型に必要なところに必要な範囲だけ、部分的に縮毛矯正をかければあなたのやりたい髪型、理想の髪型を手に入れることは簡単にできます。

では、どんな時に部分縮毛矯正をかければいいのか？

・トップのボリュームが気になる

・トップが広がる

・裾が広がる

・前髪がうねる

・顔まわりのうぶ毛やもみあげのうねり

・毛量が多い

・後頭部が膨らむ

・アホ毛、表面のザラザラが気になる

こんなお悩みの方は是非部分縮毛矯正がオススメです！

縮毛矯正でできるオススメの髪型

１．縮毛矯正でできるオススメの髪型＜ショート編＞

縮毛矯正をかけてショートにする場合

・自然な丸みのストレートヘア

・トップのボリュームを抑えたストレートヘア

・顔まわりのうねりをおさえた小顔ストレートヘア

・襟足をタイトにしたストレートヘア

が断然オススメです。

くせやうねり、広がりは縮毛矯正でサラサラストレートにできますが、形や質感、顔型、骨格に対する似合わせは、やはりカットが重要です。普段スタイリング剤をつけるのか、何もつけないのかによっても髪型は変わってきます。しっかり相談してからどんな髪型にするか決めましょう！

２．縮毛矯正でできるオススメの髪型＜ボブ編＞

縮毛矯正をかけてボブに挑戦する場合

・キレイな面を強調したツヤツヤストレートヘア

・ショートヘアから伸ばしてる途中でまとまらなくなってきたのでまとまり重視のサラサラストレートヘア

・顔型をカバーした骨格矯正ストレートヘア

・誰にでも似合う毛先の丸みをつけた柔らかストレートヘア

・全体的にボリュームを抑えたストレートヘア

がオススメです。

ショートヘア同様くせやうねり、広がりを抑えると同時に、ボブの場合、毛先に自然な丸みをつけたり、顔型のコンプレックスの緩和、バッサリ切りたいけど短くするとくせが出てしまう髪質にも縮毛矯正は最適な技術です。また、普段のお手入れ、スタイリングも非常に楽で手間いらずなのもボブの縮毛矯正がオススメの理由の1つです。短くしても寝癖も付きにくく、肌ツヤもキレイに見えるのも嬉しいですね。

前髪のありなし、アゴライン、アゴ下、アゴ上、肩付近の長さ設定でかなり印象が変わるのもボブスタイルの特徴です。縮毛矯正をしてくせが伸びると長さも長くなることも想定して長さの調節をすることが似合わせののポイントです。

【参考記事】髪が広がる悩みを解決する5つの方法とは▽

３．縮毛矯正でできるオススメの髪型＜ミディアム編＞

縮毛矯正をかけてミディアムにする場合

・自然で柔らかさのあるサラサラストレートヘア

・面を強調したツヤツヤストレートヘア

・表面や顔まわり、前髪など気になるくせをキレイにする部分ストレートヘア

・髪質改善で硬い髪質も柔らかふんわりストレートヘア

がオススメです。

・サラツヤストレートヘア

・ふんわり柔らかストレートヘア

肩付近から鎖骨ぐらいまでの割と長さの幅が広いのがミディアムスタイルです。このくらいの長さになってくると、ショートやボブの時のようにこまめに縮毛矯正をかけ直さなくてもいい、持続性が高いのもミディアムスタイルの特徴です。また、ミディアムの長さになると意外とハネやすかったり、まとまりが悪くなったり、ボリュームが出てきたりした際に有効なのも縮毛矯正です。

伸ばしていくにも、バッサリ切るにしても、肩付近でハネても非常にお手入れが楽になるのもミディアムスタイルに縮毛矯正をかける魅力の1つです。

ミディアムになると、ショートやボブの時に比べてかけ直しの期間は、くせの強い方であれば３〜４ヶ月、くせがそこまで強くない方であれば４〜５ヶ月が目安になります。

これは長さがあることによって出る髪の毛自体の重さが増すことによりこの期間になります。

ただし、レイヤー(段)の入り方によってもくせの出方は変わってくるので、くせの強弱やくせの箇所、なりたいスタイルなどしっかりと見極めてカットしていくことが重要です。

４．縮毛矯正でできるオススメの髪型＜ロング編＞

縮毛矯正をかけてできるロングの髪型は

・クセを伸ばしてキレイなツヤツヤストレートヘア

・広がり、パサつき、アホ毛を抑えたツルツル美髪ストレートヘア

・自然な柔らかさを出したふんわりストレートヘア

・もともとのボリューム感を残して表面や顔まわりなどのくせの気になる部分のみにかけるポイントストレートヘア

がオススメです。

・ツルツル美髪ストレートヘア

・ふんわりストレートヘア

ロングの方は１度縮毛矯正をかけると、次にかける際は、根元の新しく伸びてきた新生部だけをかけ直すことがほとんどです。縮毛矯正は１度かけると半永久的で、数ヶ月経過しても毛先には縮毛矯正が残っています。そういった意味では、ミディアムよりもさらに持ちが良く、かけ直しの期間は、くせの強い、弱いに関わらず５〜６ヶ月が目安になります。

ただし、かけ直す期間が上記以上延びる場合は、状態にもよりますがもう１度全体的に縮毛矯正をかけることをオススメします。

薬剤を使用しているため、当然その効果は低下してきます。かけたてはサラサラツヤツヤで良かったけど、時間が経つにつれだんだんその手触りもなくなってきたなんて方も多いはず。期間が空いてしまった方は是非ご相談ください。

お客様からの口コミ

おまかせカットでお願いしました。
ウルフっぽくしてもらい、外ハネしやすいようにしてくれました!!トリートメントも最高にうる艶で大満足。
そしてなにより、私が日にちを1日間違えて来たのに快く受けてくださり、ありがとうございました。

センスよく、カットの技術も接客もパーフェクトだと思う。

いつも仕上がりに満足しています。カット後の形と動きの出しやすさは抜群で、整髪がしやすいです。
サロンの雰囲気も非常に良いので、リラックス空間を味わうという観点からもおすすめできます。ここで一流スタイリストさんにカットしていただけるのは大変ありがたいです。

まとめ

これまで、縮毛矯正について大切なこと、長さ別で縮毛矯正をかけてできるオススメの髪型をご紹介させていただきました。

やはり縮毛矯正というとどうしても傷む、まっすぐになりすぎるなどのマイナスイメージがあるかと思います。
ですが、前述の通り今と昔では薬剤のスペックが全く違い、目覚ましい進化を遂げています。
そして、それを扱う美容師の技術も同時に進化しています。

普段の手入れのしやすさ、顔型、骨格、髪質に対する似合わせ、なりたいヘアスタイル、気になる、隠したいコンプレックス、など様々な要素を考慮した美容技術の中でも最も難しい技術の1つが縮毛矯正です。

ただ単に、くせを伸ばすということだけではなく上記のことをしっかりと伝えること、そしてそれをしっかりと担当美容師さんに引き出してもらうことが重要です。

今までくせが気になっていたけど、縮毛矯正をかけれないでいた方、かけたことがあるけど思い通りにならなかった方のお役に少しでも立てたら幸いです。